レザークラフトに必要な物➁ [Leather school]
種類が多くて最初はかなり悩んでしまうのが糸の選び方です。
取り扱いが楽で、カラーもそれなりに揃っていますので、最初のうちは画像のエスコードがオススメですよ。
他にもシニュー糸などがありますが、シニュー糸は取扱が難しいので、手縫いに慣れてからのほうが良いと思います。
エスコードは麻糸で、太さが3種類あります。
太さの選び方は、
・3mm幅の菱目打ちを使う場合は、細
・4mm幅の菱目打ちを使う場合は、中細
・5mm幅の菱目打ちを使う場合は、太
を選択すると綺麗な縫い目に仕上がります。
他の糸を使う場合は、エスコードの太さを参考に選ぶと選びやすいですよ。
ウチの商品は、ほとんど4mm幅の菱目打ちを使っていますので、糸の太さはエスコードの中細と同等の太さの糸を使って縫っています。
エスコードを使う場合は、麻糸ですので必ずロー引きをして使用します。
ロー引きをしないと、縫っている間に糸が革が擦れて激しく毛羽立ってしまいます。
縫う時の糸の滑りを良くするためと、糸の強度を上げるために必ずロー引きをしてから縫い始めましょう。
縫う時の糸の長さは、基本的に縫う距離の4~5倍程度の長さをカットして使うと参考書等に書いてあります。
私は、一広(ひとひろ)といって、両手を広げた長さを基準にカットして使っています。
いちいち長さを計算していては時間が勿体ないですから、たいていは一広で、短い距離は一広にカットした糸を半分にして使用しています。
糸は、短すぎても長すぎても非常に縫い辛いので注意しましょう。
教室では、もうちょっと色々説明しているんですけど、ブログだと長くなりますので、糸についてはこの程度で。
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