レザークラフトに必要な物➀ [Leather school]

菱目打1.jpg

レザークラフト教室も始めましたので、レザークラフトに必要な物を少しずつ紹介していきます。

最初は、菱目打ちという工具です。
手縫いをするためには必要不可欠な道具なんです。
革に糸を縫うには、布を縫う時と違って、まず穴を開けておかなければいけません。
その穴を開けるために菱目打ちを使います。

菱目打2.jpg

菱目打ちだけでもかなりの種類があるんですよねぇ。
これからレザークラフトを始める人は、どの菱目打ちを買ったら良いか分からないと思います。
自分は、とりあえず一般的に手に入れやすい物をほとんど買っちゃいました。
一般的な目打ちの種類には、目打ちの間隔幅が3mm、4mm、5mm、の3種類と、同じ間隔幅でも目の本数が違うものが1本目、2本目、3本目、4本目とあります。
全部揃えると、結構な金額になっちゃいます。

菱目打3.jpg

ウチでは、ほとんど上の3本しか使ってないんですけどね。
4mm幅の、2本目、3本目、6本目です。

3mm幅は、目が細かいので、かなり小さい物向けです。ミシン縫い位の間隔ですので、手縫いだと縫い目が多くなって縫うのが大変です。
4mm幅は、程良い縫い幅になりますので、糸目も綺麗で手縫い感が出てすごく良い感じに仕上がります。
5mm幅は、大きいもの向けですね。縫い幅が広いので縫う回数が少なく済みますので楽ですけど、縫い目が目立ち過ぎてしまいます。

目打ちの本数については、
1本目は、基本的には必要ありません。1本目打ちを買うなら菱目キリを買いましょう。
2本目は、細かい場所に使いますが、それ以外にもかなり便利なので必須です。
3本目は、緩やかなアール部分などに目を打つのに適していますので、緩やかなアール部分に綺麗に菱目を打つ場合に必要となります。
4本目は、一般的に手に入りやすい目打ちでは一番目数が多いので、直線打ち用に必要となります。4本以上の目打ちが手に入る場合は、そちらの方がお勧めです。本数が多い方が綺麗な縫い目を作ることが簡単に出来ます。少ない本数の目打ちで直線を打つと糸目がバラバラになりやすいので最低でも4本目以上が必要となります。

最初に買うなら、4mm幅の2本目と4本目打ちがあったらほとんどの物が作れると思います。3本目打ちも余裕があれば買いましょう。

レザークラフトって、必要な工具を揃えるだけでもかなりの金額が掛かっちゃいますので、最初はなるべく最低限で始めたほうが良いと思いますよ。

ちょっと革の物を作るくらいなら、買うよりもレザークラフト教室で作った方が安く出来るんですけどね。
趣味でレザークラフトをやって行きたい方も、レザークラフト教室で、必要な工具を理解してから揃えた方が良いと思います。本を読んでも理解出来ないんですよねぇ(実体験)

次回は、糸の種類などについても紹介する予定です。





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ぴーすけ君

ぽんっ!っていっぺんに穴が開くんですよね。
実は 母の趣味がレザークラフトだった時期があって
2年くらいはまってました。ゴルフケースとかいろいろ作ってました。
あのトントンっていう音が懐かしいわ。
by ぴーすけ君 (2012-05-11 08:48) 

pukuchin

ぴーすけ君さん、こんにちは。

たしかに目打ちを打つ音はいかにもレザークラフトらしい音ですね。
でも、アパートやマンションに住んでいる方には、結構悩みの種だったりもするんですけどね。
音と振動が凄いですから。


by pukuchin (2012-05-11 15:34) 

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